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2015年11月26日木曜日

「FujisawaSSTの挑戦」を検証してみた!~セキュリティ ソリューション~(2015/11/26)

みなさん、こんにちは。
今日は、パナソニックさんのホームページの「Fujisawa SSTの挑戦」というページから、「EPISODE 02 セキュリティ ソリューション」の記事を検証してみようと思います。

まずは、該当の動画から。



1.バーチャル・ゲーテッド・タウン!


いわゆる「ゲーテッドタウン」は、ゲートや塀で住民以外の敷地内への出入りを制限した街ですが、Fujisawa SSTは、来訪者にも開放的でありながら、セキュリティ性の非常に高い街を目指した「バーチャル・ゲーテッド・タウン」を志向しているとのこと。

それを実現しているのは、次の4つの要素による4重のセキュリティによるものらしいです。

  • 空間: 侵入口を制限
  • 街: セキュリティカメラ(LED街路灯と連動)
  • 家: ホームセキュリティを導入
  • 人: セキュリティ・コンシェルジュ


まず、侵入口を制限とのことですが、確かに、街の内側への侵入口が少ないのですよね。


上の図で赤い丸の位置が主な侵入口ですが、すべての赤丸から車で入ってこられるわけでもなく、歩行者専用の入り口になっている個所もあります。

そして、上を見上げると、結構な数のセキュリティカメラが設置されていることが分かります。

動画の中では、約50台と説明されていますね。

そんな状況もあってか、住人以外の方が住宅のある街区に入ってくるということ自体が少ないように感じます。

とは言え、現時点ではご見学の方が結構いらっしゃるような感じはしますけど(笑)。

それでも、通り抜け目的の車がすごいスピードで家の前を駆け抜けていく、なんてことはまずないので安心です。


2.カメラと街路灯の連動!


街路灯とカメラ、連動していたのですね。
スミマセン、知りませんでした。

動画によると、エコの実現のためもあって、「車や人が通らない場合、減光」していて、「車や人が近づくとフル点灯」という制御をしているようです。

さらに、「カメラは車や人に画角を合わせる」ということをしながら、「進行方向を察知しあかりのリレーを実現」とのこと。

夜間、街路を歩くこともありますが、あまり減光しているという印象は受けません。

それでも上記のような制御が働いているとすれば、歩行者に全く感じさせないレベルで制御が行われているということになりそうです。

薄暗い中を歩かされるようでは、むしろ本末転倒なので、そんな制御が働いていると気づかないというのはいいことなのかなと思います。


動画では、技術的な課題に加えて、行政上の課題が紹介されていました。

具体的には、街路灯は藤沢市の所有物で、カメラは自治会の所有物、その所有者の異なる2つを連動させるのは、藤沢市の理解がなければ実現できなかったとか。

確かにそのとおりでしょうね。

こちらFujisawa SSTは実験の街という感じがあって、いろいろな試みがなされていますが、こうした取組みが実績となって広がっていくといいですね。



というわけで、バーチャル・ゲーテッド・タウン、しっかり実現できているように思います。
この点も、街全体で設計されている強みのひとつですね。

次回は、別の話題を1回はさませていただいて、その後、「EPISODE 03 非常時のためのハード&ソフトの備え」の実際を見てみようと思います。

それでは、また。

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2015年11月24日火曜日

「FujisawaSSTの挑戦」を検証してみた!~エネルギーマネジメント~(2015/11/24)

みなさん、こんにちは。
パナソニックさんのホームページに、「Fujisawa SSTの挑戦」というページがあるのですが、今回から数回に分けて、そちらのページの記事を検証してみようと思います。

初回の今回は、Fujisawa SSTの挑戦「EPISODE 01 エネルギーマネジメント」についてです。

まずは同ページに置かれている動画をご覧ください。



1.CO2削減目標 70%削減(1990年比)!


こちらの動画によりますと、Fujisawa SSTのCO2削減目標は70%削減(1990年比)とのこと。
「藤沢市が掲げる数値よりも高い目標」と説明されています。

藤沢市の「藤沢市環境基本計画改定」のページの「第4章 施策と役割の方向性(2)」のページに、現在の藤沢市の温室効果ガス削減目標が記されています。

それによると、計画最終年度の温室効果ガス削減目標として 「効果管理用算定による削減目標として1990年度を基準とし、2022年度までに40%削減する」、短期目標として「2014年度(平成26年度)からの3年間に効果管理用算定により、毎年、2%ずつ削減し、1990年度(平成2年度)を基準として、2016年度(平成28年度)までに28%削減する」ということになっています。

確かに、かなり高い目標を掲げているようですね。

現時点での「今年のCO2削減率」は、住民専用のポータルサイトで「エネルギー」のリンクを押して、「街のCO2」と辿っていただくと確認することができます。

私がそのページを確認した時点で60%超の削減率を実現していたので、目標に対してもう一息、といったところのようです。

施設ごとに個別に見ていくと、戸建住宅は目標の±0を大きく上回って、むしろマイナスの排出量になっているようですが、商業施設でもう少し頑張る必要ありそうな感じになっています。

とは言え、まだ戸建住宅も建設が進んでいる最中ですし、ウェルネススクエア(医療・福祉施設)や集合住宅もこれから、ということで、最終的な評価ができるのは、まだまだ先になりそうです。

動画の中では、戸建住宅について「設計段階から環境性能シミュレーションを行って必要な太陽光発電の量を設計している」と説明されていました。

ちなみに、我が家の場合で、CO2排出量は年間-0.26tとシミュレーションされていました。
全体でもマイナス、ということは、各世帯がほぼシミュレーションどおりの排出量を実現できている、ということなのかなと思います。


2.エコライフ・レコメンドレポート!


動画の中では、「その家にあったエコライフ・レコメンドレポートを、入居から2年間毎月提供」と説明されていました。

実際には、入居後、あえて数か月して落ち着いた頃からのスタートとなりますが、 エネルギーレポートとエコライフ・レコメンドレポートの2種類のレポートが毎月各家庭に届けられます。

エネルギーレポートは、どの回路(どの家電製品)で電気を多く使用したかを、HEMSのデータから自動生成したものです。

一方、エコライフ・レコメンドレポートは、自動生成部分もありますが、他の家庭との電気使用量の比較から、「ここが多いので、少し工夫されてみては」というようなアドバイスも書かれているのが特徴です。

まぁ、なかなかアドバイス通りには生活できないですけど・・・(笑)。



3.エコだけでなく、豊かなくらし!



動画では、豊かな暮らしということで、シンフォニーライティングが紹介されています。

具体的には、LDKの照明について、灯す場所と照度を4パターン、プログラムできるというものです。

ダイニングで食事をとる際の照明、リビングで映画を観る際の照明などなど、各家庭の利用シーンに合わせて、どんなふうに照明を点けるかを、自分の好みでセットできます。

我が家がセンスよく使いこなしているかと言われるとはなはだ心もとないですが、こうしてカスタマイズできるのは悪くないなと思います。


4.エネルギーの地産地消!


動画の最後では基本的な考え方として、「個別最適化、自立分散型のエネルギーマネジメント」を志向していることが説明されています。

「ひとつひとつの住宅で省エネ、創エネ、蓄エネ。言い換えればエネルギーの地産地消。」だそうです。

街の中の何軒かがこうした設備を備えている、というのではなく、すべての住戸でこうした基本的な設備が整っているというのは、災害時などでもとても心強いように思います。

例えば、大規模な停電があったとしても、基本的には自宅で何とかできるように設計されているわけですし(蓄電池や太陽光発電など)、自宅が甚大な被害を受けた方がいらっしゃっても大勢で支援することができるわけですから。

このあたり、街全体で設計されていることの強みなのかなと思います。




というわけで、「EPISODE 01 エネルギーマネジメント」の検証記事でした。
次回は、「EPISODDE 02 セキュリティ ソリューション」について書いてみようと思います。

それでは、また。



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2015年11月15日日曜日

電力自由化、今のうちにできること!(2015/11/15)

みなさん、こんにちは。
先日、東京電力さんが検針時にあるお知らせを郵便受けに投函されていきました。
今日はその件について少し書いてみようと思います。


1.投函されたお知らせ


我が家の郵便受けに投函されたのは、こんなお知らせです。

(表紙)

三つ折りになっていまして、開いてみるとこんな感じです。

(内側)

(外側)

電力自由化、確かに聞いたことはありましたが、来年4月からなのですね。
工場などの大口だけでなく、一般家庭でも電力会社を選べるようになると。

東京電力さんとしては、「電気だけではなく、『ガス』、『携帯電話』、『家電』、『Webサービス』、『ポイントサービス』など、さまざまな分野・業種との連携により、お客さまの暮らしを豊かにする『新サービス』を順次開始いたします。」ということで、サービスの充実を図っていくようです。

単純な価格競争に陥らないように、ということかなと思いますが、便利になるなら自由化の意味があるというものですね。

なお、このお知らせの表紙には「料金プラン順次拡大」とありますが、肝心な新しい料金プランは掲載されていませんでした。
「順次公表」していくとのこと。


2.既存料金プランは今のうちに!?


今回のお知らせの中で少し気になったのは、このページです。


写真だとちょっと読みづらいですね。

こんなことが書かれています。

料金プランの拡大に伴い、以下のプランにつきましては、2016年3月31日をもって、新規ご加入の受付を終了させていただきます。
なお、2016年3月31日時点で、これらのプランにご加入いただいているお客様におかれましては、引き続きご利用いただけます。
新たな料金プランにつきましては、新規ご加入の受付を終了するプランの後継となるプランも含め、順次公表してまいります。
●ナイト8 ●ナイト10 ●電化上手 ●ピークシフトプラン ●夜得プラン ●朝得プラン ●半日お得プラン ●土日お得プラン ●低圧高負荷 ●農業用季時別 ●深夜電力 ●融雪用電力

ほぼ同じ(むしろ詳しい)内容が、10月5日に、「電気料金プランの見直しについて」という東京電力さんのプレスリリースでも書かれていますので、詳しくはそちらもご覧ください。


要約すると、

  • 従量電灯B・C以外の現行プランは、来年4月1日以降は選択できない
  • 来年3月31日までに契約した場合は電力自由化後もその契約内容で継続利用できる
  • 4月1日以降に新しい料金プランに変更した場合、現行料金プランに戻ることはできない

といった感じでしょうか。

新しい料金プランがどんな内容になるかわかりませんが、ラインナップが整理統合されるなどして、今よりも種類が減るようなことがあれば、今のうちにお得な料金プランに切り替えておくことが必要かも知れません。

オール電化の場合は現時点ではほぼ「電化上手」一択だと思われますが、電気・ガス併用の方、Fujisawa SSTで言えばエネファームを採用している物件にお住まいの方は、一度、料金プランを見直してみるとよいかも知れないですね。

東京電力さんの「お選びいただける電気料金メニュー」のページの「カンタン診断!」というツールで、ユーザー登録なしにご家庭にあった料金プランを知ることができます。

ただ、東京電力さんの公式サービスで、さきほど紹介したお知らせでもおすすめされている「でんき家計簿」にユーザー登録して、「お得な料金メニューを探す」を使った方が、詳細な診断結果を知ることができるので、おすすめです。


おわりに


まぁ、新料金プランは、基本的には今よりお得になることが期待されていますので、わざわざそんな面倒なことをしなくてもよいのかも知れません。

でも、イギリスでは、電力自由化後にむしろ料金が上がってしまったということがあったようで、日本で同じ状況にならないように既存の料金プランを使用し続けられるようにしたらしいです(価格.comの電力自由化に関するQ&Aより)。

というわけで、実際に料金プランを変更するか否かは別としても、今の契約が自分のライフスタイルに合っているかを確認しておいたとしても損はないのかなと思います。


それでは、また。


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2015年11月11日水曜日

グッドデザイン賞!(2015/11/11)

みなさん、こんにちは。
もう一月以上も前の話なので、今更感のある話ですが、実はFujisawa SSTは2015年度グッドデザイン賞を受賞しているとのこと。


1.2015年度グッドデザイン賞受賞


FujisawaSSTが2015年度グッドデザイン賞を受賞

(写真は上記プレスリリースよりお借りしました)

ちなみに、三井不動産レジデンシャルさんは、このFujisawa SSTだけでなく計6件の同時受賞とのこと。
さらに、同社さんとして、16年連続の受賞のようです。

グッドデザイン賞16年連続受賞

自分の住む町がグッドデザイン賞を受賞しているというのは、自分が頑張ったわけではないものの、なんだか嬉しいものですね。

受賞対象の説明ページでは、審査委員の評価として、こんなことが書かれていました。

少し先の未来を考えたとき、住宅地でやっておくべきことをすべてやっているのがこのプロジェクトである。防災も健康もコミュニティも省エネも、それぞれが単体で取り組まれている事例は多いが、まち全体でそれを実現するには多くの苦労があっただろうと推察する。今後のまちなみ形成のデザインに期待したい。

ヤバイですね。今後のまちなみのために、植栽のお手入れ頑張らないと(・・;)。


2.住んでみて改めて思うこと


最近改めて思うのは、夜の街並みの綺麗さです。


こちらの写真は、三井さんのページからお借りしたものですが、ガーデンパスと呼ばれる家と家の間の小道を夜間に撮影されたものです。

各家の植栽の中に照明が置いてあって、足元を優しく照らしています。

ガーデンパス側ではなく車道側も、門柱の上に同じ電球色のライトがあって、なんだか少し幻想的な感じもするような(ちょうどよい写真がなくて、スミマセン)。

これ、ライトの色が統一されているからこそで、そうでなければ色がぶつかってガチャガチャしたり、真っ暗な一角があったり、ということになりそうです。

街並み全体が計画されているというのは、こういった点でもメリットがありますね。

もちろん、住むうえで必須のものではありませんので、そこに価値が見いだせないという考え方もあってよいと思います。

でも、自分としては結構好きなので、この街並みを大事にすべく、自分のできることはやっていこうかなと。



というわけで、今回は遅ればせながら、グッドデザイン賞受賞のお話でした。

それでは、また。





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2015年11月8日日曜日

お寿司の出前!(2015/11/8)

みなさん、こんにちは。

唐突ですが、みなさま、「出前」って使われますか?
我が家は、お客様が急に来られる時とか、今日はもう家事したくなーいという時なんかに重宝させていただいています。

まだまだ全然開拓できていないので、紹介させていただくほどの情報量がないのですが、今日は、こちらFujisawa SSTにも配達してくれるお寿司屋さんを紹介させていただこうと思います。
(高級店というよりは、気軽に使いやすいお店の紹介です。)


1.樽寿司総本店(0466-36-5152)


湘南新道を東に進んで藤沢警察署の前の交差点を右折して南に少し進んだところにあるお寿司屋さんです。
今回、紹介させていただくお店の中で一番近くて、歩いて行くこともできてしまうと思います。

こちらのお店の特徴は、昔ながらの赤酢を使って握っていらっしゃるところ。シャリが美味しいのはやっぱりよいですね。

あと、ランチ丼ということで、鉄火丼、サーモン親子丼、ネギトロ丼、日替わり丼を格安で出前してくださるのもありがたいです。

以下、出前メニューです(お店のホームページからお借りしました)。








やはり「おまかせ寿司」は美味しいですし(量的にも大満足!)、太巻きも結構好きです。
 ぜひお試しあれ。

(お店データ)


2.田舎鮨本陣(0467-88-5152)


こちらは、茅ヶ崎のお店なのですが、Fujisawa SSTまでの出前に対応くださっています。

何と言ってもこちらのお店の特徴は、ネタがでかいこと!
握りもチラシもネタの大きさにびっくりすること、間違いなしです。こちらのネタの大きさには、大人も子供もテンションあがると思います。

それから、コース料理も出前してくださるというのも特徴的ですね。

以下、出前メニューです(メニューをスキャンさせていただいたので、ちょっと見づらかったらスミマセン。あと、メニューの内容が古いかも?)




こちらのお店、我が家がFujisawa SSTの物件の引き渡しを受けた日にテイクアウト(←どうせなら、新居で食べたいではないですか!(笑))で利用させていただいて以来、何度か出前をお願いさせていただいています。

こちらのお店も美味しいので、試してみてください。


(お店データ)
  • 電話: 0467-88-5152
  • 定休日: 水曜定休(祝日の場合営業、翌日振替休業)
  • 営業時間: 11時半~14時、17時~21時
  • 住所: 茅ヶ崎市浜須賀13-2
  • ホームページ: 公式なし、(食べログ)http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140404/14001584/



3.湘南前 玉寿司(0466-36-4840)


3軒目、トリを飾るのは、湘南前 玉寿司さんです。

こちらの特徴は、名物の煮穴子ですね。

握ってもらってもよいですし、1枚のまま、お皿で出していただくことも可能です。
ふっくらしていて美味しいです。

出前メニューはお店のホームページが充実しているので、そちらをご覧いただくのがよさそうです。




ちなみに、店舗に車で行く際は、お店と駐車場が少し離れているのでご注意を。
ブーランジェリー・シェ・ファファなどがある通り(辻堂駅南口からまっすぐ南下する道路)沿いの西側の共同の駐車場の指定スペースに停めてよいようです。
(詳しくはお店にご確認ください。)







(お店データ)


以上3軒、お寿司を出前してくださるお店の紹介でした。

まだまだ開拓が不十分なので、お蕎麦など、おすすめの出前情報がありましたら、是非コメントいただけると嬉しいです。^^

それでは、また。


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2015年11月6日金曜日

パナホームって赤字なの?!その後(2015/11/6)

みなさん、こんにちは。
今日は、「パナホームって赤字なの?!(2015/8/15) 」を書いてからの、その後のパナホームについてです。


1.パナホームの経営状況


8月15日のエントリでは、「【決算速報】パナホーム、4-6月期(1Q)営業は赤字転落で着地」の記事を受けて、実際のところ、パナホームはやばいのか?ということで、少し決算数値を見てみました。

そして、次のグラフが示すように、「例年、1Q(第1四半期)時点では赤字ということが多い」、「2Q(第2四半期)と4Q(通期)のタイミングで大きく利益額を伸ばしている」、「第1四半期が赤字だったからといって、通期で赤字になるというわけでは必ずしもない」なんてことを書かせていただきました。


2015年第1四半期時点

そんなことを書かせていただいたものの、これで第2四半期が終わったところで大赤字だったら赤っ恥もいいところです。

10月28日に「平成28年3月期 第2四半期決算短信(PDF:339KB)」として公表されましたので、少しドキドキしながら見てみました。

2015年第2四半期時点

・・・よかった(笑)。

きちんと、例年通りの傾向を示しているようです。

ただ、少し気になるところもあります。
パナホーム、上期経常は1%増益で着地」の記事によると、通期の計画に対する進捗率はあまり芳しくないようです。

計画自体は据え置いたようですが、達成できるかどうか。

特に、最近は杭打ち偽装問題もあって、建築業界は全体としては逆風なのではないかとも思われ、ちょっと心配ですね。


2.街の北側のサービス付き高齢者向け住宅の建設の様子


杭打ちと言えば、Fujisawa SSTでも、現在、サービス付き高齢者向け住宅として建設が進められている学研さんの建物も、少し前に杭打ちを行っていました(こちらは、パナホームではないです)。

ちょうど「老後も安心?(2015/9/20)」の記事で紹介させていただいた頃、杭打ちをしていたようです。


こちらの建物、順調に建設が進んでいまして、今は鉄筋工事・型枠工事をされているようです。


こんな感じで足場を組みつつ、作業を進めていらっしゃるようでした。


まだ、建物という感じではないですが、これから出来上がっていくのが楽しみです。

建物の様子が見えてきたら、またレポートさせていただきますね。

それでは、また。


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2015年11月4日水曜日

2年目の住宅ローン減税の手続!(2015/11/4)

みなさん、こんにちは。
先日、「税務署からの連絡!(2015/11/2)」として、給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書が届いたことを書かせていただきましたが、早速、年末調整の書類を書いてみたので、そのレポートを簡単にさせていただきます。


1.申告書に記入してみた!


まず、率直な感想。
結構、神経を使いますね。

住宅ローン減税を受けるために確定申告書を作成してみた!(2015/1/19)」で書かせていただいたようい、住宅ローン減税で税還付を受けるには、1年目は確定申告が必要で、その際には契約書の写しや長期優良住宅建築等計画の認定通知書の写しなどが必要で、結構、大変でした。

その時に比べればかなり楽ではあります。

作業としては、(1) 銀行から送られてきている「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」の内容、(2) 申告書の下段に書かれている「年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除証明書」(平成26年分の控除を受けた証明書)の内容とを、平成27年用の申告書の空欄に手で転記しつつ、最後に今年の控除額を計算して記入するというものです。

たったそれだけのことではあるのですが、慣れないこともあって、結構、神経を使いました。
何と言っても、手書きというのが・・・。

なお、具体的な記入項目は次のとおりです。
  1. 給与の支払者の名称及び所在地
  2. 自分の氏名及び住所
  3. 借入金等の年末残高・・・年末残高証明書から転記
  4. 住宅の取得対価・・・特別控除証明書から転記
  5. 土地の取得対価・・・特別控除証明書から転記
  6. 住宅及び土地の取得対価・・・4+5を計算して記入
  7. 住宅の総床面積および居住用部分の床面積・・・特別控除証明書から転記
  8. 住宅の居住用部分の占める割合・・・7から計算して記入
  9. 土地の総面積および居住用部分の面積・・・特別控除証明書から転記
  10. 土地の居住用部分の占める割合・・・9から計算して記入
  11. 住宅及び土地の居住部分の占める割合・・・8と10を踏まえて計算して記入
  12. 住宅・土地の取得対価に係る借入金の年末残高・・・3または6のいずれか少ない方を記入
  13. 居住用部分に係る借入金の年末残高・・・12×11を計算して記入
  14. (増改築を別途行っている場合は、それとの合算)
  15. 特別控除額・・・13×1%

こう見ると計算が大変そうに見えますが、すべて居住用部分の場合は、8、10、11はいずれも100%となりますし、12~14も同じ金額(借入金の年末残高の総額)となる場合が多いと思います。

なお、夫婦で折半して互いに半額ずつを連帯債務として負担している場合、3の年末残高の欄が自己負担分となったりするようです。
(税務署から送られてきた中に、記入要領を書いた紙も含まれていて、連帯債務としている場合のことも例示しながら丁寧に書かれているので、迷わずに済むと思います。)


何と言っても、この手書き用の申告書が残り8年分だけ手元にあるというのが頭痛のタネですね。

自分や会社の住所・氏名、土地・家屋の取得対価、居住用部分の面積・割合などの数字は、多くの方が来年も同じものを書くと思うのですよね(もちろん、1年たって状況が変わる方もいらっしゃると思いますが)。

あらかじめ書いておいて、変更が生じたら再取り寄せみたいにしてくれたらいいのに・・・。

それが難しければ、せめて、手書きでなくて、PCを使って作成できるようにしてくれたらいいのに・・・。

心からそう思います。

ちなみに、申告書への記入をしていて改めて認識したのですが、借入金の年末残高から控除額を計算する際、年末残高に1%を乗じるのですが、「100円未満の端数切捨て」なのですね。

我が家では73.94円が切捨てとなりましたが、国全体でみたら結構な金額になりそうです。

まぁ、固定資産税の計算など、こちらが支払う時の計算も「端数切捨て」だったはずなので、よいのですけど。


2.こんなところにマイナンバー!


それからもう1点気づいたことがありました。

今回使わなかった来年以降の分の紙を改めて見てみたら、最近、何かと話題の「マイナンバー」の記入欄が!


平成27年分の申告書には記入欄がなかったのですが、平成28年分以降の申告書には、勤務先の法人番号と自分の個人番号を記入する欄が用意されていました。

・・・えーと、「番号を書くなら、少なくとも会社名とか会社住所は記入不要なのでは?」と思うのは私だけでしょうか。

もちろん、番号の記入ミスということも考えられるので、チェックするためには必要なのかも知れませんが、それこそ、PC上で入力させて、番号を入力すると自動的に会社の名前、住所なんかを自動入力してくれるくらいのことはしてもらわないと、記入の手間、チェックの手間が増えているだけのような。

個人の番号は、番号入力だけで名前や住所が出てきたらまずいので(適当な番号を入力して調べられてしまう)、そういうわけにはいかないと思いますけど、少しでも簡略化できるように手続きが見直されていくことを期待したいと思います。

(2016/11/5追記)
申告書へのマイナンバーの記入は法改正により無くなりました。


以上、2年目以降の住宅ローン減税の手続レポートでした。

それでは、また。

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2015年11月2日月曜日

税務署からの連絡!(2015/11/2)

みなさん、こんにちは。
先日、藤沢税務署から、A4サイズの封書が届きました。
しかも、「重要書類在中」とか書いてあります。



税務署からの封書というだけで、なんだかドキッとしてしまいますよね。

おそるおそる(笑)開けてみたところ、中に入っていたのは、「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」!


こちらの書面、下半分は「年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除証明書」となっています(個人情報がバッチリ書かれているので、写真は上半分のみとさせていただいています)。

それにしても、もう年末調整の時期なのですね。

なお、上の写真は平成27年分のものですが、実はこれとほぼ同じものがさらに8枚(今年分とあわせて計9枚)と「年末調整で住宅借入金等特別控除を受ける方へ」という説明用紙とが同封されていました。


そうなのです。

「住宅借入金等特別控除」、いわゆる「住宅ローン減税」は、初回こそ確定申告が必要ですが、その初回の確定申告時に控除証明書の交付を「要する」として提出していると、2年目からは年末調整で済むように控除証明書を交付してもらうことができます。
(確定申告書の作成時の様子については、「住宅ローン減税を受けるために確定申告書を作成してみた!(2015/1/19)」にて記事にさせていただいています。)

噂には聞いていましたが、本当に残りの9年分の書類が全部1度に届きました。

今年使うのは、平成27年分の申告書兼証明書だけで、平成28年分以降は、それぞれ来年以降に使うということのようです。

「なくしてしまいそう・・・」と不安になるところですが、「年末調整で住宅借入金等特別控除を受ける方へ」の紙によると、「証明書兼申告書を紛失等した場合には、税務署に再交付の申請をしてください。」とありますので、万一の場合にも、再交付には応じてもらえるようです。


というわけで、年末調整にて、平成27年分の申告書に必要事項を記入して、金融機関発行の「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」を添えて提出すれば、今年分の住宅ローン減税の手続は終了ということですね。

馬鹿にならない金額なので、きちんと手続しないとです。
というわけで、私にとっての「重要書類在中」でした。^^


それでは、また。


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